"あんな色のテディベアがあったらいいのにな"
そんなことからKUMA工房のオーダーメイドテディベアが始まりました。 私自身も自分の好みのテディベアが欲しくて、作り始めたのがきっかけです。 テディベア作りには様々な専用の道具や、材料が必要になります。 それらを1から揃えるのはとても大変! そこで当店ではお客様の代わりに製作をさせて頂いています。 デザインも当店オリジナルのテディベアめーかーで、クリックするだけなので簡単です。 時間を気にすることなく、様々なパーツの組み合わせを試して、お気に入りの1体を作ってみてください。
「テディベア」というのはクマのぬいぐるみを指す一般名称であり、愛称です。
KUMA工房のテディベアはおもちゃ屋さん等で売られているポピュラーなクマのぬいぐるみの作りをしていません。 まず、使用している素材から違いがあります。 本物の熊の毛並みを再現するために、天然素材のモヘア(山羊やアルパカの毛)を使用しています。 さらに、様々なポーズも楽しめるように、首・腕・足に丈夫な針金を使用して、可動も出来るようになっています。 そして、形が崩れないように硬く中綿を詰めています。
何故、一般的なふわふわなテディベアにしなかったのかと言いますと、それは私の経験にあります。 私の第一号作品は、フェイクファーを使用し、柔らかく中綿を詰めてふわふわなベアを作りました。 こうして出来たベアは何年か経つと、中綿はしぼんで小さくなり、顔が崩れ、所々の毛は抜けてしまいました。 愛着があったので、少し切ない気持ちになりました。
数年後、六本木にあったテディベア材料の専門店に赴いた時に、テディベア用モヘアとの出会いがありました。 そのモヘアで作ったベアは8年以上経ちますが、少し色は褪せているものの当時のままの形で今も残っています。
この経験から、長く楽しんで頂けるように素材にこだわり、手縫いで丈夫に作るようにしています。 それなので、お値段も少し高めになっているのです。
普通のぬいぐるみより長く保つのが特徴なので、百年後にはアンティークとしての価値にも期待できる!かもしれません。